どんな理由があるかは様々ですが、「お酒をやめたい」と常々思っている人は多いのではないでしょうか。しかし、別にやめる必要性なんて全くありません。適量で飲むことができれば、お酒にはメリットは多いのですから。
お酒には「具体的に決められた、適切な量」というものが存在していることを知っていますか? それを「適正飲酒量」と呼ぶのですが、つまり今回はそちらの紹介です。
「お酒は身体に良い」というのは本当
「お酒は体に悪い」という人がいますが、それは正しい飲み方ができていない人が言っているだけで、適量を嗜めば実に多くの効能を身体に与えてくれます。
お酒の効能としては、
- 血行促進
- ストレス解消
- コミュニケーションの円滑化
などの効果があります。
また、適量のお酒を楽しんでいる人は、飲まない人や飲み過ぎる人と比較して、長生きするという統計も出ています。だからと言って、飲めない人にお酒を強制するものではないですけどね。
参考:飲酒とJカーブ
ここまで「正しい飲み方」「適量」といったワードを使ってきましたが、ではお酒の適量とは具体的にどのように把握すればよいのでしょうか。
それがわかるのが「適正飲酒量」です。
「適正飲酒量」とは
適正飲酒量とは、簡単に言えば「お酒は大体このぐらいが健康に良いですよー」とされているお酒の量のことです。
社団法人アルコール健康医学協会では、一般的に、約1~2単位のお酒を限度とするようにすすめています。純アルコール量にして約20~40g。このくらいの量であれば、ほどよくお酒を楽しめるというわけです。
上記の文に「1~2単位」という言葉がありますが、いきなりそんなこと言われてもよくわからないですよね。実はこの「お酒の単位」というのも明確に定義されており、それは以下のようになっています。
- ビール:中びん1本(500ml)
- 日本酒:1合(180ml)
- 焼酎:0.6合(約110ml)※ロックで2杯ほど
- ウイスキー:ダブル1杯(60ml)
- ワイン:1/4ボトル(180ml)
- 缶チューハイ:1.5缶(520ml)
上記が1単位ということなので、最大でこの2倍の量までなら飲んでもいいラインということですね。例えば、ビールなら中びん2本、日本酒なら2合まではOKです。
適量のお酒は、気持よく酔える
僕も家で飲むときに適正飲酒量を意識することがありますが、この量だと不思議と気持よく酔えるんですよね。
これ以上少ないと物足りなさを感じるけど、多い場合は明日に残ってしまったり、気持ち悪くなってしまう。そういうギリギリのラインを考えて定められている量なのだと思います。
この量さえ忠実に守っていれば、別にわざわざお酒をやめるなんていう選択肢を取ることは無いのです。この方が健康にも良いのですから。
また、普段つい深酒をしてしまう人は、この量を実践してみてください。意外と満足感を得ることができますよ。
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