「デスクの綺麗さ」と「作業能率」には、実は密接な関係があります。仕事のできる人間になりたいのなら、まずは自分の使っているデスクに注目してみることをおすすめしますよ。
机がきれい=作業効率化
机の上に物が色々と散乱している状態というのは、同時に意識がそれらに向いてしまう危険があるということです。例えば爪切りが転がっていると、大して伸びてもいない爪をつい切り出してしまったり、お菓子があればついつい口に運んでしまったり。
しかし物が整理された綺麗な机なら、自分が向き合うのはただそこで行う作業のみです。意識が他のことに脱線する危険がないので、それだけ作業に没頭することが可能になります。
机を綺麗に保つというのは、意識があちらこちらに飛ぶリスクを無くすことだと考えましょう。こういう細かい部分が案外重要なものです。
雑然とした机が周囲に与える印象
机が汚いからといって、その人の人格を否定するようなことは無いでしょうが、それでも与える印象がプラスには働かないことは想像できると思います。「〇〇さんの机って汚いよねー。素敵!」なんて思うのは変態ぐらいです。
「机が綺麗=仕事もしっかりできる」と考えてくれる人は多いものです。身の回りを清潔に保てる人は、仕事やプライベートでも気配りや自己管理ができる人だと思われるからです。
周囲に良い印象を与えておくことはビジネスにおいてプラスに働きます。良く思われて困ることは無いはずです。
パソコンのデスクトップも同様
「綺麗なデスク」というのは、パソコンのデスクトップも含みます。デスクトップ上に様々なファイルが散らばっていると、それだけ目的のファイルが見つけにくくなりますし、しかもいざというときに存在を見落としてしまう危険もあります。
パソコンはデータの引き出しと収納を繰り返すものなので、実際のデスクと全く同じなのです。雑然さは、そのまま作業スピードを落とすことに繋がります。関連のあるファイルはひとつのフォルダにまとめたり、必要のないプログラムやショートカットは表示しないなどを心がけましょう。
必要なときに1秒で目的のファイルに到達できるのが理想です。
デスクを綺麗に保つおすすめアイテム
机を綺麗に保つ上で個人的に推したいアイテムが「ウェットティッシュ」です。基本的に机が散らかっていても、文房具や本・書類は元の場所に戻せば事足ります。しかしホコリや食べカスなどはどうにもなりません。そういう時に、拭いてゴミ箱に捨てるだけのウェットティッシュは異常に便利なのです。
さらにガッツリ掃除したいときは、ウェットティッシュより分厚くてサイズも大きい「クイックルワイパーのシート」を雑巾代わりにして拭きまくることもあります。汚れの落ち方がやはり通常のウェットティッシュとは違いますし、湿り気も少ないのでパソコンや周辺機器にも安心して使っています。これでたまにマウスやキーボードをゴシゴシやってますね。
良い仕事は綺麗なデスクから
アインシュタインなどの天才の机は汚かったらしいです。しかし、僕たちは凡人です。彼らと同じ環境を作ったからって同様の偉業を成し遂げられるわけではありません。真似をするのは得策ではないでしょう。
何より整然とされた机に向かっていると、やる気が溢れてきます。自分が集中できる最高の環境づくりの手始めとして、まずは机の整理から始めてみてはいかがでしょうか。
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