歴史・宗教・哲学――読むと勉強になる漫画おすすめ10選

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漫画を楽しみながら、勉強もしたい」というのは贅沢な考えかもしれませんが、意外と読んでいるだけで知識が増えていく漫画というのは多いものです。 一応「学習まんが」と呼ばれる歴史や科学を学べる専門の漫画もありますが、どうせなら濃密なストーリーを楽しみながら勉強したいもの。

そういうわけで、今回は「面白く、しかも勉強になる」という漫画をまとめてみました。

ブラックジャック

実は医師免許を持っている手塚治虫――彼の医療の知識が随所に見られる傑作漫画。嘘のような奇病も登場し、興味を惹かれるストーリーが多いです。

ほとんどが一話完結形式でテンポよく読み進められるので、かなりおすすめです。自分は手塚治虫の漫画の中で一番好きです。

ブッダ

同じく手塚治虫の漫画。仏教の開祖ブッダの一生を描いた漫画です。手塚治虫のコミカルな世界観も健在なので、小難しさを感じず読むことができます。

日本に生まれた以上は仏教は切り離せないものなので、その誕生の経緯や思想を学んでおいて損はないです。

美味しんぼ

最近だとマイナス方面で話題となってしまった漫画ですが、その料理の知識の豊富さは凄まじく、様々な料理漫画に影響を与えました。他の料理漫画に登場する調理手法なども、辿って行くと「美味しんぼ」が発祥であることは多いです。

また登場人物の「食」に対する真摯な姿勢や、人情あふれるストーリーから学び取ることも多いです。かなりの長編ですが、30巻ぐらいまでは特におすすめです。

聲の形

聴覚障害。障害者に対する周囲の理解。いじめっ子の心理。いじめられっ子の心理。人間のエゴ。 少し読むだけでも色々な思いが脳裏に浮かぶような漫画です。 退屈を何より嫌う主人公・石田将也と。耳の聞こえない女の子・西宮硝子の物語。

学習という点では少し違うかもしれませんが、色々なことを考えさせられる漫画です。

三国志

なぜか三国志に詳しい人は、大体この漫画を持っています。ここからハマってしまったという人も多いでしょうね。

全60巻の大作漫画。歴史の勉強にどうぞ。

あさきゆめみし

なぜか源氏物語に詳しい人は、大体この漫画を(以下略)。女性からの評価が特に高い漫画です。

源氏物語は現代語訳版なども多く存在しますが、それでも数巻に及ぶこともあるので、手っ取り早く内容を把握したい時にはおすすめです。

MASTERキートン

考古学、コンバット、サバイバルに長けているキートン先生が主人公ということで、作中に登場するマニアックな知識には思わず唸ってしまうようなものが多いです。

時に硬派であり、時に温かみのある人間ドラマが中心のストーリーで、浦沢直樹先生の真骨頂の作品だと勝手に思っています。

聖☆おにいさん

イエス・キリストとブッダが安アパートで二人暮らしをするというクールなコメディ。 キリスト教や仏教の逸話を面白おかしく引用しているのが最大の特徴です。

「勉強になる」というと言いすぎかもしれませんが、笑いながら宗教の豆知識を知ることができる素晴らしい漫画です。

バガボンド

宮本武蔵の生涯を描く漫画。井上雄彦先生の人間離れした画力もさることながら、武蔵という男の成長や葛藤からは「生き方」というものを考えさせられます。もちろん歴史の勉強になる部分もありますよ。

最近の話の流れから「農業漫画」などと揶揄されることもありますが、個人的には武蔵の変化が見れる大切な描写だと思っています。

寄生獣

表紙で敬遠する人が多いようですが、人生損してます。こんな名作を読んだことが無いなんて。

ストーリーは「人間」と、人間に寄生して種の繁栄を目論む「寄生獣」との戦いですが、その裏にあるテーマを考えるとこの漫画のスケールの大きさがわかってきます。

なぜ寄生獣が生まれたのか」「地球全体から見た人間の存在価値とは」などなど、寄生獣という人外の存在がいることで、我々人間を客観的視点から見つめさせる奥深い漫画です。


おわりに

「三国志」「あさきゆめみし」「ブッダ」の題材は、教養として知っておいて損はないので特におすすめです。また「寄生獣」「聲の形」「バガボンド」などは考えさせられる描写が多く、自分を省みる良い機会に成り得る漫画です。

共通するのは、どれも勉強目的でなくても「面白い!」ということです。単純な娯楽としてもおすすめですよ。

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