長期的に見た場合、アクセス増加や収益アップの点では独自ドメインを取ってWordpressでサイトを運営したほうが良いでしょう。
しかし無料ブログも侮ってはいけません。上手に使えばメインサイトのアクセスを上げる助けになってくれたりします。
この記事ではそんな無料ブログの活用方法を紹介します。Wordpressでメインサイトを運営している人も読む価値はあると思います。
サテライトサイトとして利用する
サテライトサイトとは?
サテライトサイトとは、主にアクセス増加の為に自分のメインサイトへと誘導する目的で作られたサイトの事を言います。
例えば自分が持っているメインサイトが「WordPressの総合情報サイト」だったとします。
この時にメインサイトで連想されるキーワードとしては、
- プラグイン
- SEO
- テンプレート
などでしょうか。
それらのキーワードに関連したサイトを幾つか作成し、そのサイト内のコンテンツにメインサイトのリンクを貼っておきます。これがサテライトサイトと呼ばれるものになります。
そうしてサテライトサイトからの訪問者をメインサイトに流し込むことでアクセスアップを狙う手法です。
他サイトのものですが、非常にわかりやすい図説があったので掲載しておきます。
引用:http://www.okuramkt.com/dic/mkt/satelite_site2.html
無料ブログはサテライトサイト向き
サテライトサイトに向いている条件として、
- 低コスト
- 量産が簡単
- 検索上位に載るのが早い
などがありますが、無料ブログはサテライトサイトとして活用するのにぴったりというのがわかるかと思います。
ドメインやサーバー代は不要なのでコストはありませんし、一つのアカウントで複数ブログを作成できるサービスがほとんどです。
また検索の上位表示に即効性があるのも無料ブログの魅力です。
もちろんサテライトサイトと言ってもただ闇雲に作ればいいのではなく、人の目を引くキーワード選びや、質の高い記事が豊富にあることが求められます。
メインサイトはWordpressで運営して、そのメインサイトの補佐的な役割として無料ブログでサテライトサイトを作成する、という使い方をするのが個人的にはオススメです。
初心者がHTMLやCSSなどの勉強をするのにぴったり
「WordPressでサイトを作りたいけどHTMLとかの知識は無いから無理そう……」という人は、取り敢えず無料ブログを活用するのがおすすめです。
無料ブログのサービスではあらかじめテンプレートが用意されていて、特に知識もなく運用が可能です。
始めたばかりの人は取り敢えずそこで記事を書きまくってみましょう。記事を書いていくことで以下のことが自然と身についていきます。
- 文字入力の練習
- 画像の編集や挿入
- 見やすい文章の構成や装飾
- どういった記事がウケるのか(最も重要)
また続けていく内に用意されたテンプレートではなく、オリジナルのサイトデザインにしたくなるはずです。そうなると自ずとCSSやHTMLについて自分で調べざるを得なくなります。
やはり実践に勝る勉強はありませんし、何より自分から知りたいという欲求が芽生えなければ効率も上がりません。
調べながら「あーでもないこーでもない」と試行錯誤する中で自然とそういった知識が身についてくるはずです。少なくとも僕はHTMLとCSSはそうやって修得することができました(まだまだ未熟ですが)。
またWordPressに移った際にも、練習用に運営してきたブログは残しておくようにしましょう。例えばそのブログにWordpressのサイトのリンクを貼っておけばそこからの流入も期待できますし、CSSやHTMLのテスト用として使うなど、使い道は多いからです。
このように無料ブログは本格的なサイト運営をする前の練習として活用するのにぴったりな土壌が揃っています。そこで「記事を書くということ」「記事を読まれるということ」「サイトのデザインはどうするか」などを多少なり学んだあとに、Wordpressでサイトを作る流れがおすすめです。
あとがき
今回は無料ブログの活用方法として特に有用性が高そうなものをまとめました。
自分も元々はFC2でブログをやっていましたが、そこでテンプレートを改造しまくっている内に気がつけばHTMLとCSSの知識がある程度身についていました。
また上級者にもサテライトサイトとして使うには丁度いいので、無料ブログも侮れないと思う今日この頃。Wordpressも無料ブログも上手に使い分けたいですね。
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