以前にスマホからガラケーに機種変更して良かったことは記事としてまとめました。
今回は逆に「スマホを持たず、ガラケーのみ持つようになった時のデメリット」についても考えてみようかなと思います。メリットばかり挙げるのはフェアじゃないですからね。
乗換案内アプリが使えないこと
これが一番困ったことかもしれません。乗り換えの難易度がかなり上がったように思います。
最近の乗り換えアプリの精度は素晴らしく、最も時間がかからないルートなどを調べることができますし、またどの車両にいれば降りた時に階段が近いのかなども教えてくれます。乗り換え時に何番線へ行けばいいかを教えてくれるのも助かっていましたね。新宿や大宮などの広い駅だと、乗り換えで迷うということも珍しくはないので……。
ガラケーにも乗換案内はアプリとして存在するのですが、圧倒的に情報が少ないです。あまり期待はできないので、事前に明確に乗り換えのルートを調べておく必要があります。
今思えばハプニングの際にもすぐに調べることができて、最適の情報を提示してくれるスマホの乗り換えアプリは必須でしたね。ちなみに僕は「駅すぱあと」というアプリを使っていました。
メール入力が遅くなった
スマホの時はフリック入力を使っていたのですが、それと比較するとガラケーのトグル入力はかなり効率が落ちます。
と言うのも、フリック入力なら指を滑らせるだけで入力できた文字が、連打しないと入力できないわけです。またフリック入力は両手を使えばさらに速度を向上させられるメリットもありましたが、トグル入力は片手だろうが両手だろうが大差無いですからね。
そういうわけで、未だにガラケーでメールのやり取りをするのが若干のストレスだったりします。慣れの問題もあるのでしょうが、フリックに勝るスピードは実現できそうに無いです。
調べたい時に、すぐに調べることができない
「調べること」というよりは、インターネット全般に弱いのがガラケーというものです。
スマホはパソコンと同等に検索できますが、ガラケーを使い始めてからそれがどれだけ素晴らしいことだったか身にしみています。疑問が湧いた時にすぐにググれるのはかなり大きいです。一応ガラケーでもGoogle検索を利用できますが、そもそも今時ガラケーに対応しているサイト自体が少ないのであまり意味を成しませんね。それにパケット料金も馬鹿にならないので、あまり長々とWebサービスを利用するわけにはいきません。
ただ視点を変えれば、ネットに依存してしまう時間を減らすことに一役買っていると考えることもできます。インターネットに弱いというのは、一長一短の部分もあるかもしれません。
カメラの機能・画質はお察し
10年前に比べたら、ガラケーのカメラの質も信じられないほど上がっています。それでもやはりスマホのカメラには劣るのが現実です。
スマホは専用のアプリを使えば、デジカメレベルの質の高い写真を撮ることも可能です。また編集や加工などもできてしまいます。ガラケーの場合は基本的に撮影しかできず、加工などはフレームをいれるぐらいなので、実用性には乏しいです。
終わりに:カバーできる範囲のデメリット
ガラケーのみを使用する時のデメリットは、概ねこのような感じです。
このままだとガラケーが悪者みたいになってしまうので弁解しておきますが、どれもカバーできる範囲の小さいデメリットです。乗り換えは緊急時を除けば、事前に調べることで難を逃れることができます。調べ物も、調べたい内容をメモなりに記録しておいて後で調べることで解決できます。致命的な弱点は無いように思いますね。
ガラケーには同じかそれ以上のメリットも存在します。別記事にメリットをまとめた記事があるので、そこに書いてあるメリットがデメリット以上に有意義なものと感じられたら、ガラケーを採用してみるのも悪く無いと思います。
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