誘惑に負けないために「先読み思考」が必要な理由

binoculars-100590_640-min

誘惑というものは、常に悪魔のようなタイミングで僕たちを惑わせようとするものです。お酒をやめようと思った次の日に限って飲みの誘いが来たり、金欠中に限ってKindleがセールをやりだしたり……。

今日はそんな誘惑に負けないために、効果的なマインドを持つ方法を紹介します。

誘惑に打ち勝つための「先読み思考」

誘惑に負けてしまう時というのは、言ってみれば目先の欲に支配された状態です。本当はそれをしてはいけないことは痛いほどわかっている――でも目の前にある「今すぐ自分の欲求を満たしてくれるもの」を無視することができない。そうして結局手を出してしまうのです。

それは確かにその一瞬は満足できますが、後から罪悪感と後悔に襲われるのがお決まりです。

このような目先の欲に囚われないために必要なのが「先読み思考」です。先読み思考とは何かというと、言葉通り先を読んで行動することです。

例えばダイエット中に無性にラーメンが食べたくなったとします。食事制限をしていてまともに食べ物を入れてもらえない胃が、濃厚こってりのスープが絡みついた麺を食べさせろと叫んでやみません。

ただここで考えたいのは、今すぐにその食欲を満たすことによる満足感よりも、後々から実感するであろう多くのリスクのことです。 ラーメンは高カロリー食の代表例です。そんなものを誘惑に負けて食べてしまったら、せっかく減った体重がまた戻ってしまう可能性も考えられます。また、ここまで自制して頑張ってきたのにそれを今そこで崩してしまったら、一気に元の自堕落な食生活へと戻ってしまうことも十分にありえることです。それは最も避けなければいけない最悪の事態なのです。

weighing-818694_640-min

そう考えると、急に目の前の誘惑に飲まれてしまうことが怖く思えてきます。頭のなかで「今一瞬の欲望を満たすこと < 打ち勝った時の長期的なリターン」の図式を冷静に理解することができたわけです。そこまで理解できたら、ラーメンを食べてしまいたい誘惑に勝つことはできるでしょう。

つまり先読み思考とはどういうものかというと、目先のことだけではなく、その先にある結果まで予想する考え方です。目先の欲に囚われて後悔してしまう人は、その先にある結果を見通せていない盲目のような状態なのです。そうならないためにも、その行動がどんな結果を生むか、後々どのようなリスクに繋がるか、といった長期的な視点で物事を先読みしていく考え方が必要になります。

先を読んで、そもそも誘惑に近づかない

先読み思考が実践できるようになれば、誘惑に打ち勝つことはそれほど難しいことではなくなるでしょう。しかし孫子が兵法で「戦わずして勝つことが最善」と言ったように、可能であればそもそも誘惑に出会わないことが最も良いですよね。

その時にも先を読む思考によって、誘惑を回避することができます。つまり、誘惑それ自体が生まれるような場所や状況を想定して、それに近づかないように工夫すればいいわけです。

painting-421036_640-min

例えばお酒を控えているのなら、外を歩くときは居酒屋やお酒コーナーが目につかないような工夫が考えられます。また同僚などにも禁酒中であることを告白しておくと、誘いの声をかけられることもなくなるでしょう。そういった周囲の協力も、何かを成し遂げたい時には大切なものです。

他にも節約中なら、そもそも買わないのでAmazonなんて覗かないなども考えられますね。自己を抑制できなくなるような状況にそもそも遭遇しないように、徹底的に回避していくことが大切です。

あなたの周りにも意思が強いという人はいるかもしれませんが、もしかしたらその人も「先読み思考」によって誘惑を上手に回避しているだけなのかもしれません。何かを成し遂げたいと思っている人は、先を読んで誘惑に打ち勝つ思考をぜひ実践してみてください。

SNSでもご購読できます。