読者はあなたのブログ記事を最後まで読んでくれない

デジタル時代の文章術で、絶対に頭に入れておいてほしいことは、「読者は最後まで読んでくれない」です。

上記は、『読まない人に読ませる共感文章術』(坪田知己著)という本の中の一節です。

この記事を読んでいるブロガーは、自分の書いた文章を読者が最後まで読んでくれていると無意識に思い込んでいないでしょうか。しかし、それは大きな間違いです。

読ませるために必要なのは「簡潔さ」

現代では、僕たちの周りには情報が溢れかえっています。インターネットを使えば調べたいことはすぐに調べられますし、本屋では毎日のように新刊が平積みにされています。

このような大量情報時代では、ほとんどの読者は忙しく、一般人が書いたような文章に時間を割いてくれません。ブログを更新するたびに、冒頭から文末まで記事を読んでくれるような人は非常にまれなのです。天使のような存在です。

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だからこそ、現代でブロガーに求められているのは「短時間で、簡潔に情報を伝える技術」だと考えることができます。読者になるべく時間を消費させずに、筆者の伝えるべきことをさっさと伝える記事を書くことが必要なのです。

そのような記事を書くときに心がけたいのが、「頭でっかちな記事」にすることです。

「起承転結」はブログの文章にとっては毒だ

「頭でっかちな記事」とは、筆者が最も伝えたいことを最初に書いたような記事です。つまり結論から記事が始まるような構成です。逆転の発想で、読者が記事を最後まで読んでくれないのであれば、先手を打って最初に言いたいことを書いてしまうわけです。

これは話術でも同じですが、結論から入ると内容がわかりやすくなります。まず相手の伝えたい事を知ることで、その後の話も耳に入ってくるというわけです。文章も同じです。最初に結論から始める記事は、読者にとってわかりやすい記事であるので、そのまま最後まで読んでくれる確率も上がります。

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僕たちは国語の授業で「起承転結が文章では大事だ」と教わってきました。確かに小説では抑揚がついて面白くなるので良いかもしれませんが、僕たちが書いているのは「人に伝える」ということを重視した文章です。流暢に「起承転結」を守った文章を書いても、「承」あたりで読者は読むことをやめてしまいます。

他に重要な部分として、「文章は簡潔に、短くする」ことがあります。文字数を稼ごうとしたり、小洒落た言い回しをしようとしてダラダラと長い文章を書くのはクソです。自己満足ではなく、読者がわかりやすいかを一番に考えることは、言うまでもなく大前提でしょう。

冒頭で惹きつける

また冒頭文を印象的な内容にすることも効果的です。別に「最初に結論から書く」ということをしなくても、冒頭の部分を読んだ時に「この記事には何かありそうだぞ」と思わせられれば、その時点でこっちのものなのです。

この記事では、

  • 冒頭をいきなり引用文から始める。
  • 「読者は文章を最後まで読まない」という若干刺激的な内容を含める。

という点で、この「惹きつける」ということを意識してみました。今この記事をここまで読んでいる人は、それが効いているのかもしれませんね。

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「面白そう」「ためになりそう」もしくは「ムカつく」「ウザい」など、何でもいいのです。冒頭で読者に感情を沸き起こらせたら、それがそのまま記事を最後まで読ませるエネルギーに変わります。

「読者は最後まで読んでくれない」という前提で記事を書くことが大切

これは意識の問題で、「読者は最後まで読んでくれない」と考えた上で記事を書いたほうがより読者目線に立てるので、絶対に面白い記事になります。

そのように考えて記事を書くことが大切という話なので、あまり真に受けすぎて「最後まで読まれないなら意味無いじゃん……」とかヘコまないようにしてください。あくまで文章術に関する話なので。

文章で大切なのは「わかりやすさ」だなーと改めて考えさせられるいい機会となりました。

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