10月が終わりを迎えると同時に、僕がランニングを本格的に始めてから半年が経ちます。
昔から何度もランニングを習慣にしようとしては、全く続かずに挫折ということを繰り返してきました。しかし、それが今回は見事に継続しています。どうして今までは駄目だったのに、今回は続けることができているのか。振り返ってみると、そこには明確な理由がいくつもあるように思います。
半年ということでキリが良いので、今回は自分がなぜ半年もの間ランニングを継続することができたのか、その理由を挙げていきたいと思います。ランニングを習慣化することに失敗した経験がある人は、参考にしてみてください。
▼目次
他人に宣言する
僕の場合はランニングを本気で始めようと思った時に、まず周囲にそれを知らせることから始めました。家族や知り合いはもちろん、サブでやっているブログでも「ランニングを本気でやる!」ということを宣言したのです。つまりそうすることで、強制的にやらざるを得ない状況に自分を追い込んだわけですね。
ただ「追い込む」というと息苦しいような感じがあるかもしれませんが、そういうことはありません。周囲に自分がランニングをしていることが知れ渡ることで、自然にランニングの話題で盛り上がることもありますし、中には応援してくれる人もいるからです。むしろプラスに働くことばかりでした。
ひとりで淡々とやっている時は、始めるのもやめるのも自由なので、つい甘えが出てしまいがちです。しかしそこに他人からの強制力を少し加えるだけで、モチベーションは驚くほど変化します。何よりコミュニケーションにも繋がって楽しいです。
明確な目標を決める
ダイエット目的の場合は体重減少を目標に、マラソン大会などを視野に入れている場合はランタイムの短縮を目標にすると、やる気も出るので継続しやすいです。
僕は運動不足で体重が増加した時期だったので、-5Kgをとりあえずの目標にしていました。そうすると、体重を測った時に減っていれば嬉しいですし、増えていると「またランニングを頑張らないと」と思うことができるので、自分のモチベーションにかなり関わっていたと思います。
記録を取る
これは絶対にやったほうがいいです。記録を取っていくことで変化を数字として体感できるようになり、そうすることでモチベーションに繋がっていくからです。
スマホユーザーならアプリが便利でしょう。僕はランタイム・消費カロリーなどを計算するために「Runmeter」というアプリを、また体重と体脂肪を記録するために「Recstyle」というアプリを利用しています。
同じようなアプリはたくさんあるので、自分の好みのものを探してみてください。 アプリ以外にも、同様の働きをしてくれる腕時計なんかもあります。ファッションとしてもカッコいいですね。
ウェアやグッズで気に入ったものを使う
やはりランニングは外でやるものなので、見た目に気を使うと気分もノッてきます。またお金をかければそれだけ「もったいないから使わなきゃ」という精神が働いてくるので、ランニングする気が芽生えることになります。
特にランニング用のマイシューズは絶対に用意したいところです。専用のシューズは怪我の防止にもなりますし、もっとも重要です。ただ最初のころは安いシューズのほうがいいでしょう。
またランニングタイツもお洒落用アイテムかと思いきや、実はランニングのパフォーマンスを上げてくれるかなり実用的なアイテムなのでおすすめです。
走りたくない日は、無理して走らない
続けていると、たまに全く気が乗らない日があります。そういう日も無理に自分を奮起させて走らず、ゆっくりと休息を取ることが大切です。何故かと言うと、義務感で続けてもいつか必ず無理が祟る日が来るからです。
例えば無理やり続けていても、それで鬱憤が積もり積もってあるときに全て投げ出してしまっては元も子もありません。それだったら間に数日の休養を入れて、モチベーションの回復に努めたほうがいいです。
実体験として、何日間か走らない日を設けると、その反動でまた走りたいという気持ちが湧き上がってくるものです。 リフレッシュするためにも、休む時間は必要ということですね。あまり張り切りすぎもよくないのです。
音楽を聞いたりして、走っている最中を楽しむ
個人的にランニング中の音楽は欠かせません。実は僕はB’zのファンなので、走っているときはずっと聴いています。ランニングの最中は暇なので、音楽を聞くことで楽しく走ることができています。
耳から入るものだったら、ラジオでもオーディオブックでもいいと思います。スマホや音楽プレイヤーをランニング中に持っていくなら、アームバンド型のケースがおすすめです。
他には走る時間を、ブログのネタ出しに使うこともあります。心身ともにリフレッシュするので、考え事にはかなり向いているのです。
「ランニングの効果が出るのは時間がかかる」ということを理解しておく
1ヶ月以上走っても特に身体に変化が起きず、嫌になってやめてしまう人は非常に多いです。そうやって挫折しないためにも、「ランニングの成果が出てくるのは3ヶ月継続したあたりから」と事前に知っておいたほうがいいです。
そのように覚悟しておけば、あまり効果が出ない場合にも3ヶ月は頑張ることができます。そして3ヶ月続けられたら、もうランニングがライフワークのようになっているはずです。挫折することはもうあり得ないですよ。
終わりに
半年前にランニングを始めた時は「また挫折してしまうのだろうか」と不安な気持ちもありましたが、今では「ランニングをやめることはもう無いだろう」と胸を張って言えるほど自分の生活に根付くようになりました。
やはり習慣づけをするのであれば、重要なのは最初の土台作りです。何も考えずに勢いで始めても続きません。ある程度は戦略的にランニングを継続させるための準備をしておくことが、結果的には長続きすることに繋がります。
以上、自分が実際にランニングを習慣にしていく際に重要だったと思う点をまとめました。ここに書かれている内容で、少しでもランニングに勤しむ人が増えたなら幸いです。
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