ランニングはダイエット方法として代表的な存在です。しかし中には体重がなかなか減らず、その効果をフルに実感できない人も多いです。
しかしそういう時には必ず何かしらの原因があるもの。自分を生活を省みて、その理由を探ることが大切です。
今回は、「ランニングで痩せない」もしくは「急に痩せなくなった」という人のヒントにしてもらうために、その原因と対処法をまとめてみました。
基本は「消費カロリー>摂取カロリー」を守る
ダイエットをしている人は耳にタコかもしれませんが、人間は摂取カロリーより消費カロリーが多ければ当然体重は減っていきます。痩せない時の原因としては、「摂取カロリー」 が「基礎代謝+ランニングで消費したカロリー」と同じ、もしくは上回ってしまっている可能性があります。
この場合にどうすればいいかと言うと、2つのアプローチが考えられます。
消費カロリーを増やす
まずは消費カロリーを増やす方法です。ランニングにおいて消費カロリーを増やすには次の方法があります。
- 距離を増やす
- 時間を増やす
この時に、「走る速度」はそれほど重要では無いことを覚えておきましょう。ランニングで痩せたいと思っている人は、「長い距離を、長い時間をかけて走る」という事を心がけると消費カロリーは自然に増えます。
おすすめは「スロージョギング」です。単純にダイエット目的であれば最適な走り方ですし、怪我のリスクも少ないです。
摂取カロリーを減らす
これまた当たり前のことですね。つまりは「食事制限」です。 食事制限の注意点としては「しているつもり」にならないことです。3食にだけ気を使っていても、間食や晩酌時には意識が向いていないというパターンはありがちです。
僕の場合は「お酒を減らす」ということは効果がありました。お酒って意外と高カロリーですからね……。一週間の酒量を管理するようにしてからは、また体重が落ちてきました。
自分はやっているつもりでも、意外なところで過剰にカロリーを取っている可能性はあります。起床時から睡眠時まで全部を振り返り、無駄に飲み食いしている場面があったら正すことが必要です。
筋トレを取り入れてみる
「痩せない」という言葉には2つの意味があり、ひとつは「体重が減らない」ということで、もうひとつは「見た目が変わらない」ということです。もし後者のことで悩んでいるのであれば、筋トレを取り入れてみる価値はあります。
筋肉を付ける最大のメリットは「スタイルが良く見える」ということに尽きます。いくら痩せていたも筋肉が無いと不健康に見えますし、多少太り気味でも筋肉が付いていると様になります。見た目に気を配りたいのであれば、筋肉を付けてみることは有効なのです。
また筋トレ後は一時的に代謝が上がっている状態になるので、そのタイミングで有酸素運動を行うと効率的にカロリーを消費できます。筋トレとランニングは組み合わせると効果大です。
「停滞時期」だと割り切ることも大切
ランニングの効果を実感するためには、ある程度の期間を継続することも大切です。僕も目に見えて効果が出てきたのは3ヶ月を経過したあたりでした。
それまで運動不足だった場合には、ランニングの始めたては効果がバリバリでることが多いです。しかし身体も段々と順応してくるので、ある時ピタッと痩せなくなることがあります。大体「2ヶ月」経過したあたりで壁にぶち当たる人が多いようですね。
しかしランニングで最も大切なのは「継続」だと断言できます。壁を乗り越えて継続できる人は、ある時に目に見えて効果を実感できるようになります。この辺りは上記の記事で詳しく書いてあるので、参考にしてみてください。
まとめ
- 「消費カロリー>摂取カロリー」が成り立っているか振り返ってみよう。
- 見た目を変化させたいなら筋トレをしよう。
- ランニングは効果が出るのに時間がかかる。痩せないからと言って落ち込まず、長い目で結果を見ることも必要。
ランニングで痩せない時に気をつけたいことまとめた記事でした。効果が実感できなくなると辛いものですが、徹底的にカロリー管理をしていても痩せない時はあります。
大切なのはそういう時期を乗り越えて継続できるかどうかなので、めげずにランニングを続けましょう。ある時からガバガバ体重が減ってきますよ。
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