「Screenpresso」は簡単かつ多機能なスクリーンキャプチャソフト。ワンタッチでスクリーンショットを撮影できるのは勿論、ソフト内で画像を編集して矢印を付けたり、テキストを挿入したりすることができる。無料で利用できることもありがたい。
スクリーンショットを撮る機会がこのブログを初めてから圧倒的に増えたので使いやすいソフトを探していたのだが、Windows標準のソフトは最低限の機能しか備わっていないし、Vectorでフリーソフトを探しもしたけれどイマイチ使いにくいものばかり。
そうして辿り着いたのが「Screenpresso」だったのだが、これがまさに自分の求める機能が全て備わっている超優良ソフトだった。この記事ではそんなScreenpressoの機能や使用方法をご紹介。
▼目次
Screenpressoを使ってできる事
画像内に矢印やテキストを簡単に挿入できる
例として、誰でも知ってるGoogle検索の使い方を今更解説する画像を「Screenpresso」の機能を使って作成してみた。
こちらが編集画面。右上にある「描画ツール」から様々な編集が可能となっている。画像内の矢印や一部だけ明るくして目立たせているのは当然そのツールによるものである。
その他にも「ぼかし」「ルーペ」「波括弧」など利便性の高いツールが数多く存在する。
スクリーンショットを簡単撮影かつ高精度
キャプチャをショートカットキーに割り当てることが可能なので、キーをワンタッチですぐにスクリーンショットを撮影することができる。
またキャプチャ中は右下に拡大図を表示してくれるため、余白が入ったりすることなく精度の高い画像を撮影できる。
Screenpressoのインストール・設定方法
インストール
こちらのページからダウンロードできる。説明にそってインストールを進めよう。
設定方法
インストール後、各種設定をしておこう。使いやすさが格段に上がる。
基本的には初期設定でもいいのだが、ホットキーは設定しておくことで利便性が増す。自分は画像のように設定しいる。使用するのは殆どが「指定領域のスクリーンショット」と「ワークスペースの呼び出し」なのでそれ以外はそのままだ。
その他にも設定ができる機能としては以下で簡単に説明する。好みや環境による部分が多いので自分に適した設定をしよう。
一般
「PC起動時にScreenpressoも起動するか」「キャプチャ画像の保存先」などが設定できる。自分はほぼ初期設定。
スクリーンショット
「画像の形式」「ファイル名」「保存後の画像サイズ」等が設定できる。ファイル名は初期設定だと日付が表示されるのだが、長くて嫌なので「番号付け」にしている。
共有
正直なところ、全く活用していない。各クラウドやソーシャルサービスと連携することで、ワンクリックで画像を送ることができる。正直連携しなくても画像をドラッグなどで転送するほうが簡単だと思う。
他にも「動画キャプチャ」「高度な設定」のタブがあるが、動画キャプチャをするなら別のソフトを使うし、高度な設定はそのままで問題ないので省略させていただく。
画像の編集方法
Screenpressoで編集を行うのは非常に簡単だ。
ワークスペースから編集したい画像をダブルクリックすると編集画面に移行する。またScreenpressoでキャプチャした画像以外でも、ワークスペースにドラッグすることで編集が可能となる。
編集画面では先ほども説明した通り様々な描画ツールを使用して画像加工ができる他に、画像サイズを変更したり、切り取りを行ったりということも可能だ。画像に枠線を表示するのは残念ながら無料版では使用することができないが、それはCSSに記述を加えれば可能なので問題では無いだろう。
描画ツールでは、矢印を表示させる場合でもこれだけの種類がある。色やサイズの変更も自由自在なので状況に応じた加工ができる。
あとがき
「Screenpresso」の設定画面をキャプチャする際はSnapCrabという別のキャプチャソフトを利用させていただいたのだけれど、やはり使いやすいとは言いづらく、Screennpressoの使いやすさが逆に身に染みることとなった。
Screenpressoには有償版もあり、そちらの方が多機能だが現状では無料版でも全く問題はない。不足分は他のペイントツールなどと組み合わせれば十分に補うことが可能だ。この記事を読んで少しでもこのソフトに魅力を感じたら是非試しに使用してもらいたい。きっと手放せないツールとなるはずだ。
更新情報はこちらからどうぞ