埼玉大会決勝「白岡―花咲徳栄 」を観戦。暑くて、熱い試合だった。【高校野球レポ】

埼玉県で行われた高校野球の決勝戦を、暑さでドロドロになりながら観戦してきました。

日差しより、球児たちの真剣な姿が何よりも眩しかった一日。

森の中にある「県営大宮球場」で試合が行われました

最近、名称が変わった東武アーバンパークライン(旧東武野田線)にある大宮公園駅を下車し、10分ほど歩いたところに決勝戦の舞台「大宮公園野球場」は存在します。

鬱蒼と木が茂った大宮公園の中を進んで行くと、いきなりドーンと球場が出現。田舎にある無駄に豪華なラブホテルのような、奇妙な存在感がありました。

試合開始と同時ぐらいに入場すると、そこは既に超満員。座席はギチギチ。30℃を超える猛暑の中で、立ち見観戦なんてありえません。座席を見渡すと、無駄にスペースを取っている奥方がいたので、少し詰めてもらって席を空けてもらうことに成功。少し嫌そうな顔をしていた気がしますが、気づかないふりをしました。

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決勝戦は「ノーシード校 vs シード校」という燃える展開

今年の見どころは、ノーシードの県立校ながら、埼玉栄、浦和学院という全国でも屈指の強豪校をなぎ倒してきた、白岡高校の存在です。対する相手は、こちらも甲子園の常連である花咲徳栄高校

「ノーシードから這い上がってきた県立校と、甲子園常連の強豪校」という構図は、ドラマチックで話題となりました。

ちなみに僕は単純に試合が見たいだけで、特に応援している高校はありません。ただどちらかと言えば、白岡高校が勝つほうが展開的には熱いかもな、と思っていました。こういう時は、つい立場が弱い方の肩を持ちたくなってしまうもので。

印象的だったのは、白岡高校の投手が降板した時の大きな拍手

試合は、初回に白岡高校が1点先制するものの、2回以降は守備のミスなども絡み、花咲徳栄が一方的に得点を重ねていきます。そして6回裏に2失点したところで、投手の交代が告げられました。

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この時に、白岡高校の応援席からは、割れんばかりの拍手が起こりました。この時点で4点のビハインドと厳しい展開にはなってしまいましたが、それでも無名の状態からここまで奮闘してくれたエースに対しての感謝の気持ちだったのでしょう。見ていて非常に気持ちのいい光景でした。

感動したので、白岡高校の先発投手にスタンディングオベーションをしたかったのですが、残念ながら僕が座っていたのは花咲徳栄の応援席に近い場所。断念しました。空気の読めない奴とは思われたくないですからね。

結果は、花咲徳栄高校の優勝で幕を閉じた

最終回に、白岡高校も反撃の姿勢を見せましたが及ばず、花咲徳栄高校の優勝、それと同時に甲子園出場が決定しました。

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個人的ベストショット

歓喜に湧く花咲徳栄高校の選手達と、その場で泣き崩れて動けない白岡高校の選手達。明と暗がハッキリと分かれたその光景に、勝負の残酷さと美しさの両方を垣間見たような気がしました。

歓喜に湧く花咲徳栄高校の選手たち

歓喜に湧く花咲徳栄高校の選手たち

白岡高校の選手たち

白岡高校の選手たち

 

高校球児の全力プレーは、見ているだけでもエネルギーを与えてくれる

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非常に熱い試合でした。スコアだけ見れば5-2という結果ですが、実力的には非常に拮抗していました。安打数は白岡高校の方が多いですし、仮にやり直しでもしたら、試合はどう転ぶかわからないと思います。

高校野球の試合を現地で見るのはかなり久しぶりだったのですが、大きな活力となりました。球児たちの野球に対する真剣な姿勢から学び取る部分は多かったです。

両校ともに、素晴らしい試合を本当にありがとうございました。

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