客観的視点は、あくまで主観を研ぎ澄ますためのものである

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社会を生きていくのに必要な要素には様々なものがありますが、その中でも「客観的な視点」は重要度が高いと思われます。

しかし、そもそも客観的な視点とはどういうものなのでしょうか。そして、どうしてそれが必要なのでしょう。 

色々な理由はあると思いますが、その最たるものとして「客観によって主観を洗練させることができる」部分にあると考えています。

客観的視点はどうして必要なのか

客観的視点の必要性を知るなら、主観でしか物事を考えられない人を想像するとわかりやすいです。 「主観が強い人」と聞くと、どのような特徴が考えられるでしょうか。

  • 自分に絶対的な自信がある
  • 我が強い
  • 他人の意見に耳を貸さない

上記のような人が、主観性が強いと言えます。もちろん、こういうタイプの人が悪いということではありません。ただ、主観のみで物事を捉えた時の危険として「間違っていることを、正しいと認識してしまっている」ことが考えられます。

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自信があることは素晴らしいことと僕は思います。しかし、その自信が全くもって見当違いだったなら、ただの残念な人です。主観に囚われる恐ろしさはこの部分にあります。

物事を正しく判断する時に、客観的な視点は非常に重要となります。自分の狭い視点から離れて、外の広い世界に目を向けることが可能となるからです。

客観性は「共感」に繋がる

文章でも会話でも、人に何かを伝えるときに客観性は力を発揮します。

例えば会議で独りよがりな意見をズラズラ並べても、誰が納得するでしょうか。聞く側からしたら、もっと多角的な視点から突き詰められたような意見が欲しいと思うはずです。

客観的な視点を持って生み出された意見には、人は興味を持ちます。自分の意見に加えて、「相手がこの意見を聞いたらどのように思うか」という事まで考えられているのですから、当然と言えば当然です。客観性を持った考えには説得力が伴い、そして、人に行動を起こさせるような力を帯びることにも繋がります。

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他人からの共感を得たい場合には、客観的に物事を考えることは大切です。共感を抱くのは相手なのですから、自分がその人の立場に立たずして得られるものでは無いのです。

客観はあくまで「主観」を研ぎ澄ますためのもの

ここまで客観性の重要性をつらつらと述べてきましたが、勘違いしないでほしいことがあります。それは、「客観性だけがあればいいというものではない」ということです。

主観と客観は相互に影響し合って初めて効果を発揮するものだと思います。客観無き主観は何の根拠もない持論に留まってしまいますし、主観無き客観はただの他人の受け売りです。どちらか一方だけ持っていれば優れているわけではありません。

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主観的視点から生まれた考えには、客観的な視点を加える事によってより洗練されることになります。逆も然りです。客観的な視点にも、主観的視点が必要なのです。

まとめ

  • 主観だけで物事を捉えると、間違いに気がつかないことがある。
  • 客観的視点から生まれた意見は、他人に行動を起こさせるようなパワーが生まれる。
  • 主観も客観も、どちらか一方があればいいというものではない。お互いを洗練させるものである。

次回は、「客観的視点を養うための方法」についての記事です。乞うご期待。

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