間違った情報に踊らされる痛い人にならないために

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「コップ半分の水を少ないと考えるか。それとも多いと考えるか」

こんな有名な問いがあります。一般的には「多い」と答えることがポジティブな人間性の証明となるので良しとされています。しかし、「正しく情報を得る」という観点から考えると、コップ半分の水を安易に「多い」と答えてしまうのは正解とは言えないのです。

情報を間違った形で捉える危険性

ニュースや本で情報を得るときに、間違った解釈をしてしまうのは恐ろしいことです。自分の中ではそれを正しいものとしてインプットしてしまうわけですし、更に酷いとそれを友人に話す、ブログに書くというアウトプットにまで繋げてしまう恐れがあります。これでは間違った情報を流布するだけの有害物質です。

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また一度誤って捉えた情報を、再度正しいものとして捉え直すのはかなり難しいものです。

これは自身の経験ですが、僕は長い間「棟」という漢字を「とう」ではなく「れん」と読んでいました。「病棟」も「びょうれん」なんて読んでいましたね。ええ、アホでした。

幸運にも程なくしてその間違いに気づくことができたのですが、ここからが思い込みの恐ろしいところ。間違いに気づいてからもう何年も経つのですが、いまだに「棟」を読むときに、油断すると「れん」と読んでしまいそうになるのです。

頭で一度正しいと思い込んでインプットした情報は、後からそう簡単に上書きできないということですね。そういう理由で、最初から正しい形で情報を得られるのであれば、それが一番良いことなのです。

情報を主観で歪めず、まず本質を捉える

情報を間違った形で捉えないためには、思い込みを捨てること、つまり主観的な視点をなるべく排除して情報を見ることです。 この記事を書く動機となった『「読む」「書く」「考える」は5分でやりなさい!』という本に、情報収集の際の注意点が以下のように書かれています。

そのまま読むためには、謙虚さが必要になります。謙虚さがないと、自分の意見が絶対だと思いやすく、バイアス(偏見)をかけてモノを見てしまいがち。

冒頭で取り上げた「コップ半分の水」という話も多いか少ないかではなく、まず「コップ半分の量の水が入っている」と純粋に捉えることが大切です。そうしてまず本質を捉えることができると、その後に主観と客観の両方の視点から物事を見ることが可能になります。これを最初に主観や客観に偏って捉えてしまうと、先ほどの僕の例のように本質に到達するのが遅くなってしまうのです。

情報をありのままの姿で捉える。こうすることで物事を本質ベースで考えることができ、多角的に捉えることができます。

まとめ

  • 情報を誤った形で捉えることはリスクが大きく、リカバリーも難しい。
  • 主観を捨てて、情報をそのままの形で捉える。その後に、客観的・主観的視点を加えていくことで、物事を広い視野で見ることが可能。

テレビのニュースやネットの情報を鵜呑みにして、それが全てだと思うような痛い人にならないために、情報に対して謙虚になるようにしましょう。

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